13590「眞善美」を礎に、次代を拓く ~広く世界に目を向け、個性と実行力を育む~2026年10月1日松田 剛明(まつだ ・たけあき) 1967年東京都生まれ。93年東京慈恵会医科大学卒業。同大附属病院で研修後、東京大学大学院博士課程を修了。ハーバード大学、コーネル大学への留学経験を持ち、救急医療の現場感覚と国際的な視野...
12370変化の時代に描く国家の未来像 医療・経済・安保改革への道筋2026年10月1日鈴木 馨祐(すずき・けいすけ)1977年英国ロンドン生まれ。99年東京大学法学部卒業。同年大蔵省(現・財務省)入省。在ニューヨーク日本国副領事、厚生労働省出向等を経て2005年に退官。同年の総選挙で初当選。財務副大臣、外...
13170地域の皆で創造する「絵画のある病院」2026年10月3日地域の皆で創造する「絵画のある病院」276 西条中央病院(愛媛県西条市)豊富な地下水に恵まれ、四国屈指の工業地域である愛媛県西条市。化学メーカー、倉敷レイヨン(現クラレ)の手で財団法人倉敷中央病院分院西条中央病院(当時)...
20910第99回 サイバー攻撃対策に欠かせぬ官民連携 医療機関も危機感を持って対応を2026年8月23日近年、サイバー攻撃の巧妙化、深刻化が進み、様々な分野で被害が増大している。大手企業等が被害に遭い、多くの取引先に影響が及ぶケースも後を絶たない。特に病院等の医療機関がサイバー攻撃を受けた場合、診察や手術が行えなくなる事で...
1630コレを読まずして障害者を雇用すべからず⑤再発のサインを見逃さない2026年10月21日障害者雇用は、今や人権経営を進める上で企業が正面から向き合うべき課題である。従業員数37.5人以上の事業主には雇用義務が有り、民間企業の法定雇用率は2026年7月に2.7%に引き上げられた。これを単なる制度対応として現場...
浜六郎の臨床副作用ノート82230第111回 ゾフルーザに深刻な害:出血 厚生労働省(厚労省)は、抗インフルエンザ剤バロキサビル(商品名ゾフルーザ)の販売以降、死亡例3例を含め25例の出血の報告があったと公表し、販売企業に添付文書の改訂を指示。「重要な基本的注意」で、数日後も含めて出血の可能...
浜六郎の臨床副作用ノート92900第110回 認知症を起こす薬剤は多数ある 前回は、認知症そのものにも、認知症による周辺症状にも、安全で有効な薬剤はなく、認知症に対しては基本的に「接し方」が重要であることを述べた。 一方、臨床的によく使われている様々な薬剤が認知症を起こす。中でも、抗コリン作用...
浜六郎の臨床副作用ノート52450第109回 認知症には薬剤より接し方をアリセプトを出したら、何もすることがない 上田1)が「治さなくてよい認知症」の中で紹介している「認知症って最初にアリセプトを出したら、もうあと何もすることがない」は、現在の日本の認知症の診療、つまり、日本神経学会による認...
浜六郎の臨床副作用ノート78220第108回 尿酸低下剤で痛風増悪の機序 痛風は、関節の尿酸結晶により発作的に生じる激痛を伴う急性炎症である。血中尿酸値7.0mg/dL以上で高尿酸血症とされ、日本の高尿酸血症・痛風ガイドラインでは、痛風経験者は尿酸値7.0mg/dL以上、無症候性高尿酸血症で...
浜六郎の臨床副作用ノート63850第107回 タミフルで精神症状-新情報 タミフル服用後の異常行動からの事故死や突然死が報告され、2007年3月、10代への使用は原則として禁止された。しかし、2018年5月、厚生労働省(厚労省)はタミフルとの因果関係はなく、異常行動などはインフルエンザのため...
浜六郎の臨床副作用ノート98000第106回 ゾフルーザは抗体産生を減らす ゾフルーザは、インフルエンザウイルス特有の酵素cap-dependent endonuclease(CEN)を阻害してmRNAの合成を阻害することでインフルエンザウイルスの増殖を抑制するとされる。タミフルなどノイラミニ...
浜六郎の臨床副作用ノート53220第105回 薬物で血糖正常化は死亡を増加 米国内科学会(ACP)が2018年3月、糖尿病の薬物療法に関して、良いガイダンス声明1)を発表した。ACCORD試験2)などの結果を重視して、糖尿病治療に関する各種ガイドラインを精査し、糖尿病患者の薬物による血糖コント...
浜六郎の臨床副作用ノート645642第104回 フェブリクは痛風と総死亡を増やす 無症候性の高尿酸血症に対する尿酸低下剤使用の妥当性を示す証拠はない。また、高尿酸血症・痛風の既往者に対して尿酸降下療法によって心血管疾患死亡、総死亡を低下させたとの証拠はない。 尿酸降下剤のフェブキソスタット(商品名フ...
浜六郎の臨床副作用ノート71220第103 回 ロミタピドは発がん物質 ホモ接合体家族性高コレステロール血症(以下、HoFH)を適応症としてロミタピド(商品名ジャクスタピッド)の販売が2016年12月開始された。 従来、HoFHに対する、スタチン剤などによる薬物治療やアフェレーシスは、総死...
浜六郎の臨床副作用ノート211680第102回 スタチン剤の害とガイドライン 総合健診では、コレステロール値のみ異常とされる人が少なくない。日本動脈硬化学会ガイドライン(動脈硬化GL)の基準値のためだ。薬のチェックTIP78号(2018年7月)では、日本脂質栄養学会の「長寿のためのコレステロール...
浜六郎の臨床副作用ノート53150第101回 高齢者の総合健診は寿命を短縮 乳がん検診や肺がん検診など、特定の病気を発見するために行われる検診と異なり、「健診」あるいは「総合健診」は、幅広く各種の検査を実施して総合的に体の健康状態を点検するもので、「健康診断」や、行政用語の「健康診査」を略した...
浜六郎の臨床副作用ノート70340第99回 ベンゾジアゼンピン剤による肺炎 ベンゾジアゼピン剤(benzodiazepine:BZD剤)や、構造的にやや異なる非ベンゾジアゼピン剤(Z剤)は、いずれもベンゾジアゼピン受容体作動剤である。しばしば「軽い薬剤」などと説明されて、睡眠剤や抗不安剤、ある...
浜六郎の臨床副作用ノート238930第97回 抗うつ剤後の性機能障害PSSD 日本では、ほとんど知られていないPSSD(抗うつ剤使用後の性機能障害)1)を、薬のチェックTIP誌75号2)で取り上げたので、その概略を紹介する。元の記事は、「抗うつ薬の功罪」や「ファルマゲドン」など、医薬品の害が起こ...
浜六郎の臨床副作用ノート481280第96回 睡眠剤ロゼレムは免疫抑制剤 ラメルテオン(商品名ロゼレム)は「不眠症における入眠困難の改善」を適応に2010年7月販売開始されたメラトニン受容体作動剤系睡眠剤である。免疫-松果体系(Immune-pineal axis)で示されるように、メラトニ...
浜六郎の臨床副作用ノート106031第95回 テリパラチドによりショック 骨粗しょう症用の薬剤として、副甲状腺ホルモン(PTH)の作用を有するテリパラチド製剤が2種類承認されている。毎日皮下注射する「フォルテオ」(日本イーライリリー)と、週1回皮下注射の「テリボン」(旭化成ファーマ)である。...
浜六郎の臨床副作用ノート365130第94回 ベルソムラでカタプレキシー誘発 前回、不眠は主観であり、睡眠時間が短い=睡眠不足(睡眠負債がある状態)とは異なること、睡眠不足は害があるが、不眠の人はむしろ長生きであること、睡眠剤(睡眠導入剤)を服用すると、うつ病や事故、依存症、感染症、がんを誘発し...
浜六郎の臨床副作用ノート92910第93回 不眠に害はなく、睡眠剤に害 不眠を訴える人に対して、睡眠剤がよく処方されるが、不眠とは「満足できる睡眠が得られない」という「訴え」、すなわち主観であり、睡眠時間が短い=睡眠不足(睡眠負債がある状態)とは異なる。睡眠を得るために処方される睡眠剤(睡...
浜六郎の臨床副作用ノート87150第92回 プロトンポンプ阻害剤で肺炎増 プロトンポンプ阻害剤(PPI)は、強力な胃酸抑制作用があるが、その割に差し当たっての害反応が少ないこともあり、H. pylori除菌や逆流性食道炎、少量アスピリンによる潰瘍防止、重症患者のストレス潰瘍防止などの目的で用...
浜六郎の臨床副作用ノート79240第90回 タミフルで発達障害の後遺症 7月19日、タミフルによる副作用被害を棄却した医薬品医療機器総合機構(PMDA)の判定の取り消しを求めた3件について、東京高等裁判所の判決が予定されている。1人は、10か月齢までは正常な発達をしていた女児が、タミフル服...
浜六郎の臨床副作用ノート83071第89回 腱損傷-キノロン/スタチンなどはじめに 腱はコラーゲンを主とする弾力性のある結合組織であり、筋肉を骨と結び付けて、激しい運動に耐えられるようにしている。コラーゲンは腱細胞により作られる。その機能が低下して新たなコラーゲンが作られ難くなれば、腱の弾力性...