SHUCHU PUBLISHING

病院経営者のための会員制情報紙/集中出版株式会社

未来の会
【「集中」の是々非々㉜ 】

「岸田首相の考える健康危機管理庁(仮称)構想」

【ウクライナ有事で危機感が増す国民の医療と健康】

COVID-19が落ち着きを見せて来た今日この頃、一時はトーンダウンしていた「健康危機管理庁」の話が急浮上している。この構想は岸田首相が昨年、自民党総裁選に出馬した時に打ち出していた「岸田4本柱」の一つだ。

この2年、COVID-19で首相官邸が混乱していた様子は日々の首相動向でも見て取れた。新聞の朝刊には前日の首相の動向が詳細に書かれている。これを見ているだけでもかなりの事が分かると某政治評論家は言うが、当時、朝に夕に厚労省の医系技官の名前が登場していた。安倍元首相は「PCR検査を拡大させろ!何故、出来ないのだ?」と声を荒げる日々だったと聞く。「はい!直ぐにでも」の返事はあるもののPCR検査数が安倍元首相の期待する数字を達成する事は無かった。安倍一強と言われ続けた安倍元首相でさえ、医系技官をコントロール出来ずに体調不良を起こし、二度目の辞任を余儀なくされた。それを間近で見ていた岸田首相は、名ばかりの総理官邸主導ではなく、有事の際には総理官邸で一元管理が出来る強い体制が必要だと認識した。そして、これが首相の座を守るためには必須な仕組みだと学んでいた。パンデミックに匹敵するダイナマイト級のウクライナ紛争の勃発で、トーンダウンしていた「健康危機管理庁」構想が急浮上した。では、「岸田4本柱」の一つがトーンダウンした理由は何か?それは岸田首相が描く強烈な官邸パワーを、就任早々に構築するには、時間が足りなかった。残念な事に内閣府は各省庁のスタッフの集合体で、内閣府のプロパーはいない。どうしても出身母体を背負う事になる。岸田首相は「構想を実現するには厚労省を筆頭とした各省庁との調整が必須だ」と言う報告を受けていた。卵が先か鶏が先かの話だ。

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