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病院経営者のための会員制情報紙/集中出版株式会社

未来の会

【「集中」CEOの是々非々 ④ 】

【「集中」CEOの是々非々 ④ 】

「東京にタクシーがいない・・・東京オリンピックにむけて大丈夫?」

開催期間中の都内はタクシー待ちの人で溢れる?

高村光太郎の「智恵子抄」を真似て「「智恵子は東京にタクシーが無いと言う。タクシーが走っているのを見たいと言う。私は驚いて空車のタクシーを探す・・・一台も走っていない・・・あっ来た!手を挙げると「回送」の赤い文字が光って見えた。」

昨晩も会社を出た後、タクシーを探したが10分ほど立ち続けた。その間に何台かのタクシーが通り過ぎたが「回送」の掲示を出していた。都内のタクシー不足は深刻だ。朝に雨が降ろうものなら最悪だ。街のあちこちにタクシーを探す人で溢れている。結局、遅刻は出来ないとメトロの改札に向かうことも度々だ。バブル全盛の頃、あの頃は酷かった。金曜日の夜などは個人タクシーも大手四社の無線も全て話し中で予約すら出来ない状態だった。1万円札を振りながらタクシーを探す人が銀座の夜を徘徊していた。

1990年後半の頃、MKタクシーの青木社長(創業者)が何としても東京でMKタクシーを走らせたいと陳情を繰り返しているが埒があかない、何とか応援をして欲しいと相談があった。

タクシー業界は当然ながら台数の規制が厳しくMKタクシーが都内で走るまでに数年以上の年月と膨大な労力を必要とした。

後日談で、役所の規制もそうだが大手4社のタクシー会社の徹底的な反対に役所もなかなかGOサインを出してくれなかった事が分かった。国土交通省が監督官庁になるのだが、東京オリンピックに向けて、タクシー不足は何としても解消して頂きたい。タクシーの保有台数では十分な数字なのかも知れないが、「回送」で走る回るタクシーもカウントしているのだから、その数には意味が無いのではないか。

今、サッカーワールドカップで賑わうモスクワに三年前に出張した時の話。モスクワ大学医学部での会議を終えてホテルに帰る際、通訳のロシア人が普通に走っている車にさっと手を上げた。大学の門の前の広々とした道路での事。直ぐに車が止まり、通訳は交渉を開始。そして無事にホテルまで乗せてもらった。方向が同じだと乗せてくれると言う。降りる際には交渉成立した金額を支払っていた。次の日も会議の後の足はこの方法だった。この日、止まってくれたのはアベックの車だった。彼らは映画に行く途中で映画代が稼げたと喜んでいると言う。この白タク?は三日目にはもう違和感は無くなっていた。タクシーが全く不足しているロシア人の知恵だなと思った。

東京のタクシー不足の早期解決をどうぞお願いします!


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(最終更新:2018-07-04)
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