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癒やしと安らぎの環境賞2017

北青山Dクリニック・北青山Dクリニックフォーラム(東京都渋谷区)

北青山Dクリニック・北青山Dクリニックフォーラム(東京都渋谷区)
下肢静脈瘤の日帰り手術を確立
171 医療法人社団DAP 北青山Dクリニック・北青山Dクリニックフォーラム

商業地と高級住宅街からなる渋谷区神宮前。銀座線外苑前駅から徒歩5分、北青山Dクリニックが入るビルも、コンクリート打ちっぱなしのお洒落なビルだ。「D」は、Day Surgery(日帰り手術)、Daily Health Care(予防医療)、Dermatology(皮膚科学および美容皮膚)の三つを表している。特に、下肢静脈瘤の日帰り根治手術は、義久院長が血管外科医のスキルと経験を活かして日本で初めてノウハウを確立したものだ。

 阿保院長が開院したのは、医学部卒業後わずか7年目の2000年だった。勤務していた東京大学医学部で研究や臨床を続ける道もあったが、大学に閉塞感を感じていたこと、がんを患った父を救えなかったこと、父の事業の清算をしなければいけなかったことなどが、自分の将来を考える転機となり、独立開業を決意した。

 時は平成不況の真っただ中。開業資金の融資を求めてメガバンクに行っても事実上の門前払い。地元・青森県内に本店を置く地方銀行、みちのく銀行の都内の支店へダメ元で行ったところ、地元出身者を応援しようと支店長が興味を持ってくれたり、同じ弘前高校出身で同行に就職していたOB達が協力してくれたりして、予想以上の開業資金を融資してもらえた。

 阿保院長は開院に際し、大学病院や総合病院では出来ないような、小規模な医療機関だからこそ出来る医療を目指した。それが前述の3分野だ。

 がんの予防・早期発見・治療にも力を入れており、全国から患者が期待して来るのが、がん遺伝子治療「CDC6shRNA治療」だ。標準治療では対応が出来ない進行がんの患者を対象に、がん細胞の中にある自己増殖シグナルを出し続けるCDC6タンパクを除去することで、がんの無限増殖能を除去、正常細胞と同じように老化・死に導く治療法。重い副作用がなく、QOL(生活の質)を落とさずに治療することが出来るのが特徴だ。

 また新たな試みとして、認知症や脳梗塞後の神経障害対応、神経の修復機能の回復などが再生医療によって可能にする方法を検討中だ。

 阿保院長は「地域医療も重要なので、近隣の患者さんに保険医療も提供しています。婦人科、循環器内科、皮膚科など幅広い診療科の専門医が、非常勤も含め延べ15人も来てくれるので心強い」と話す。

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