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未来の会

河北透析クリニック(東京都杉並区)

河北透析クリニック(東京都杉並区)
「和モダン」な透析専門施設
河北透析クリニック(東京都杉並区)

住みやすい街と言われるJR阿佐ヶ谷駅周辺。駅近くには河北総合病院や分院、新館などが立ち並ぶ。

 同病院などを運営する社会医療法人河北医療財団が創立90周年を迎えた今年、病院群から少し離れた住宅街の一角に、河北透析クリニックを3月5日に開院した。

 隣接地には元々、河北葦クリニックがあった。1971年から透析医療に取り組んできた河北総合病院の外来透析専門施設として、河北葦クリニックは92年に独立した。その後、老朽化と狭隘化のため、河北透析クリニックと名称変更して隣接地に新規開院した。

 新クリニックのデザイン・コンセプトは、高齢患者にも親しめるような「和モダン」。色彩は天然素材由来のものを使い、ガラスも一枚ごとに異なるデザインガラスを取り入れた。外壁には木目調や石調の素材を使っている。

 3階建てで、透析室の病床数は感染症隔離対応可能な2床も含めて58床。患者のプライバシーに配慮し、1階には「準個室」12床を、2階にも「パーティションなし」20床の他、「パーティションあり」24床を設けた。パーティションなしでも、ベッドとベッドの間にゆとりを持たせ、車椅子での移乗や介助がスムーズにできるようになっている。

 1・2階とも「輻射式冷暖房空調」で無風・無音、室温を一定に保ち、快適な治療が受けられる。また、全台オンラインHDFを実施できるなど最新透析装置も備えている。

 3階の待合室(ラウンジ)は「新緑の木々に囲まれた和モダンな空間」をコンセプトに、様々な種類の個人ソファーやカウンター席を用意し、患者や家族がくつろげるようにしてある。

 河北総合病院との連携も強みの一つ。同クリニックの患者の足の血行障害が見つかれば、同病院で早期に血管内治療を行うなど入院治療もスムーズ。同病院の専門医も同クリニックで外来治療している関係だ。

 青木尚子院長は「透析患者さんが住み慣れた地域で継続して治療、生活できるように、送迎や院内介助、ケアマネジャーとの連携など生活支援体制を整えています。体力低下予防のための食事療法や運動療法などにも管理栄養士や理学療法士とともに取り組んでいます」と話す。

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