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病院経営者のための会員制情報紙/集中出版株式会社

第18回未来の会

千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)

千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)
地域密着救急と診療
168 千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)

3年前に新築移転、昨年は院長も代わり新体制をスタートした千葉徳洲会病院。従来の304床から87床を増床し、現在は391床である。28人だった医師も44人に増やし、「がん診療」と「救急医療」体制を強化している。

 都心部で働く人達のベッドタウンとして開発されてきた船橋市の中核病院の一つとして地域医療の充実と向上を図るため、救急外来のスペースは旧病院と比べ格段に広くなり、ICU(集中治療室)6床が隣接している。

 高齢化を背景にがん患者の数が年々増えていることを受け、核医学診断、放射線治療を新規に設置した。また、緩和ケア病棟(24床)を院内で一番眺望の良い8階に広いスペースで開設、全てのがん治療を完結出来る体制を整えている。

 手術室は4部屋から9部屋へ増やし、低侵襲である内視鏡手術を拡充した。手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」専用ルームを設け、多くの手術適応患者の受け入れを可能としている。また、内視鏡センターでは内視鏡室を4室に倍増、内視鏡件数の増加と消化器内科でのがんの早期発見・診断と合わせて、早期がんに対する内視鏡下治療体制も充実させた。院長室には全ての手術室を映し出すモニターがあり、院長は気になった時は院長室から指示を出したり、応援が必要な場合は手術室に出向いたりしている。

 2階南側には、ゆとりある空間を確保した外来化学療法室があり、最大同時に18人の患者が快適に治療を受けることが出来る。がん関連の図書を多く揃えた患者図書館では、入院患者への貸し出しも行っていて、PCによるインターネット利用も可能だ。

 徳洲会病院共通の理念は、“生命だけは平等だ”を主軸に、「24時間診療体制の維持向上」「患者様の権利の尊重」「地域との連携強化」「医療技術向上に努める」の基本方針を遂行し、最善の医療サービスを提供することだ。千葉徳洲会病院内の壁には、職員が作成したバラエティー豊かなポスターが飾られている。近くにその作品の人気を問う投票箱も設置し、患者とのコミュニケーションを大切にしている。

 地域医療連携の充実が求められる昨今。高齢化社会に対応した地域完結型医療を実践していくために、同病院は地元住民の医療ニーズにきめ細かに応えていける病院づくりを目指している。

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